ダイワの公式サイトからリール素材の比較表について、気になったので調べてみました。
比較対象になっているのがダイワリールに使用されているリール素材で一般高剛性樹脂、ZAION、マグネシウム、アルミニウムの4種類のリール素材です。
ZAION、マグネシウム、アルミニウムのダイワリール素材比較表
比較するリール素材は一般高剛性樹脂、ZAION、マグネシウム、アルミニウムの4種類のリール素材。比較内容は剛性、軽さ、耐食性、精度です。
こちらがダイワ公式サイトに載っている比較表。
コチラのグラフを見るかぎりでは
剛性:アルミニウム
軽さ:ZAION
耐食性:ZAION
精度:アルミニウム
それぞれの特性が一番高い素材はこうなります。
シマノの18ステラやダイワの18イグジストなどのフラッグシップモデルや19ヴァンキッシュ、2021年に新製品リールとして発売される21ルビアスエアリティに使用されているマグネシウムが意外にも数値が低いってことにはビックリですね。
このグラフを見る限りではZAIONボディってかなり優秀です。
ZAIONボディを使ったリールといえば2020年に発売されたばかりの20ルビアスですね。耐食性や軽さがあるのはともかく、剛性が金属のマグネシウムと同じなんてにわかには信じられませんが・・・。
剛性、強度、強さで選ぶならアルミニウムが最強
スペックを見る限りでは剛性は圧倒的にアルミニウムが強いので、剛性、強度、強さを重視してリールを選ぶならアルミニウムボディのリールを選ぶのが間違いなさそうです。
アルミニウムを使ったリールといえば、ダイワの19セルテートとシマノなら17ツインパワーXDが有名ですね。フルアルミボディです!
20ツインパワーや21ツインパワーXDなどアルミニウムを使用してるけどボディの半分が樹脂を使用している半プラと呼ばれる機種もありますが、それはさておき。
マグネシウムと比べて強いけど重いというのが欠点になりますが、わたしも愛用している19セルテート4000CXHの自重は235gで重いってわけでもないですよね。むしろちょうどいいいくらいの重量感。
17ツインパワーXDはラウンドノブということもあって290gと重量はなかなかのもの。しかし、重いということはデメリットでもありますが、安心感、安定感があるというメリットでもありますね。
ちなみにマグネシウムボディを使用している同じ番手の18イグジストは205g、21ルビアスエアリティと19ヴァンキッシュは200gです。
マグネシウムボディーの特徴
なぜマグネシウムはステラやイグジストのフラッグシップモデルに使われるのかというとマグネシウムにはこんな良さがあります。
・比重が軽い
・振動吸収性
・寸法変化が少ない
などがあげられます。
まずは強くて軽いという特性があります。剛性はアルミニウムには及びませんが金属なのに比重が軽いのが特徴です。
振動吸収性ですが、実用金属中でもっとも振動を吸収する金属なんだそうです。リールの巻き心地に良さや魚を掛けてからのリールの巻きに影響してきそうです。
寸法変化が少ないというのは温度や時間によって変形しづらいってことです。長年使い続けることが出来るということ。ステラのように長年使い続けても巻き心地がほとんど変わらないというのはマグネシウムを使用しているからなんでしょうね。
コストがかかる理由としては、マグネシウム素材自体の単価が高いというのもありますが腐食しやすいというデメリットを補うための特殊なコーティングによってコストが上がっているようです。
フラッグシップモデルの価格が高いには高いだけの理由があるようです。
ダイワのリール素材まとめ
ダイワのリールには20ルビアスから金属を凌駕する樹脂として第3のリール素材ZAIONが登場し、スペック上ではマグネシウムに匹敵しているようですが、やはり金属には及びませんよね。
ただZAIONが樹脂の中では相当優秀だってことは確かだとは思います。
2021年にはZAION Vという第4のリール素材が21カルディアと21フリームスに採用されることになりました。素材のランクとしてはZAIONと一般樹脂の中間にあたる素材らしいです。
今後のリール素材の進化が楽しみですね。
釣りたい魚、釣れる魚の
釣果情報をGETしよう!
↓↓↓
にほんブログ村