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アキアジ釣りで一番よく使われるのが「ウキルアー」という仕掛けです。
ただ、この仕掛け、初めて見るとパーツが多すぎて何がどうなってるのか分からないんですよね。僕も最初は釣具屋の完成仕掛けを買って、そのまま使っていました(笑)
でも中身を理解しておくと、パーツが壊れたときに自分で直せますし、状況に合わせて調整もできます。この記事では、道糸側から順番に各パーツを解説していきます。
目次
全体の構成をざっくり把握する
まず全体像です。上(竿側)から順に、こうなっています。
文章と図だけでなく、実際に手が動いている様子も見ておくと理解が早いです。
それぞれ見ていきましょう。
① ウキ止め ── タナ(深さ)を決めるパーツ
ウキ止めは、ウキがそれ以上上に動かないようにするストッパーです。これを道糸のどこに付けるかで、仕掛けが泳ぐ深さ(タナ)が決まります。
ゴム製と糸製がありますが、糸製の方が細くてガイド抜けが良いので飛距離が出ます。一方ゴム製は付け外しが簡単。最初はゴム製で慣れて、飛距離が気になってきたら糸製という流れがいいと思います。
タナは状況次第ですが、まずは1〜2m程度から始めて、反応を見ながら調整するのが基本です。
② シモリ玉 ── ウキ止めのすり抜け防止
小さなビーズのようなパーツです。役割はシンプルで、ウキの穴がウキ止めを通り抜けてしまうのを防ぐこと。
地味ですが、これが無いとウキ止めの意味がなくなります。サイズはウキの穴より大きく、ウキ止めより小さいものを選びます。
③ ウキ ── 仕掛けを浮かせて、アタリを伝える
ウキルアーの主役です。役割は2つあります。
- 仕掛けを一定の深さに保つ
- アタリを目で見て分かるようにする
アキアジ用のウキは、45g前後のスプーンを背負える大型の発泡ウキが使われます。ウキには「〜号」「〜g」という浮力表示があるので、使うスプーンの重さより少し大きい浮力のものを選びます。
色は視認性が命です。朝マヅメの薄暗い時間帯でも見えるよう、蛍光オレンジや黄色など目立つものを選びましょう。夜明け前から釣ることも多いので、ケミホタルを装着できるタイプだとさらに便利です。
8つのパーツを1つずつ揃えるか、組まれた状態で買うか。完成仕掛けが実際いくらなのかを見てから決めると失敗しません。
がまかつ くわせアキアジ ウキふかせ仕掛
パーツが組まれた状態で届くので、結ぶだけで釣りができる
価格・在庫は日々変動します。アキアジシーズン中は品薄になりやすいので、気になったら早めに確認しておくと安心です。
④ クッション ── ウキとサルカンの緩衝材
ウキとサルカンが直接ぶつかると、キャストの衝撃でウキが割れることがあります。それを防ぐのがクッションです。
シモリ玉やクッションゴムを1つ入れておくだけでOK。数十円のパーツでウキを守れるので、必ず入れておきましょう。
⑤ サルカン ── 糸ヨレを防ぐ
道糸とリーダーをつなぐ回転パーツです。スプーンは回転しながら泳ぐので、これが無いとラインがどんどんヨレていきます。
強度は重要ですが、大きすぎると飛行姿勢が悪くなります。アキアジなら中型サイズで十分です。スナップ付きサルカンにしておくと、ルアー交換が一気に楽になるのでおすすめです。
⑥ ショックリーダー ── 擦れから守る
フロロカーボンの25〜30lbを1ヒロ前後。ここは前回の記事で詳しく書いたので割愛しますが、PEの弱点である「擦れ」をカバーする重要なパーツです。
⑦ タコベイト+フック ── アピールと掛けの担当
ここがウキルアー最大の特徴かもしれません。
タコベイトはタコ足のようなヒラヒラしたソフトルアーで、水中で揺れてアキアジにアピールします。そこにフックを組み合わせます。
フックは親針と孫針の2本を使う形が多く、そこにエサ(サンマやイカの切り身)を付けるのが一般的です。「ルアー」という名前ですが、実際にはエサも併用する釣りなんですね。ここは最初、けっこう驚くポイントかもしれません。
タコベイトのサイズとカラーの選び方は奥が深いので、タコベイトの選び方で詳しく解説しています。
同じ「タコベー」でも針の付き方が3種類あります。どれが自分の釣り方に合うかは、実物の写真を見るのが一番わかりやすいです。
ヤマシタ タコベー
アキアジ専用の定番。1本針・段差針・平行針の3タイプ展開
価格・在庫は日々変動します。アキアジシーズン中は品薄になりやすいので、気になったら早めに確認しておくと安心です。
⑧ スプーン ── 重さと動きの中心
仕掛けのいちばん下に付く金属のルアーです。
役割は「飛距離を稼ぐオモリ」と「光でアピールするルアー」の兼任。定番は45g前後で、これがロッド選びで「ルアー負荷50g以上」が必要になる理由でもあります。
重さとカラーの考え方は、スプーンの重さとカラーの選び方で掘り下げています。
最初は完成仕掛けでOK
ここまで8パーツを説明しましたが、「多すぎる…」と思った方も多いと思います(笑)
安心してください。釣具屋さんにはタコベイト・フック・スプーンがセットになった完成仕掛けが普通に売っています。最初はそれを買って、サルカンに繋ぐだけで釣りができます。
そこから何回か通ううちに、「タコベイトの色を変えたい」「もう少し重いスプーンが欲しい」と欲が出てきます。そのタイミングで、初めてパーツを個別に揃えればいいと思います。
まとめ
ウキルアー仕掛けは、上から順に
ウキ止め → シモリ玉 → ウキ → クッション → サルカン → リーダー → タコベイト+フック → スプーン
という構成です。それぞれに理由があって並んでいるので、一度理解してしまえばトラブル時にも落ち着いて対処できます。
それぞれのパーツをさらに詳しく知りたい方は、タコベイト・スプーン・ウキの記事もどうぞ(^O^)
よくある質問
Q. ウキルアーは「ルアー」なのにエサを使うのですか?
A. はい。タコベイトに付けたフックへ、サンマやイカの切り身などのエサを付けるのが一般的です。スプーンのアピールとエサの匂いを組み合わせた釣り方になります。
Q. 最初から自分でパーツを揃える必要がありますか?
A. 不要です。釣具店にはタコベイト・フック・スプーンがセットになった完成仕掛けが売られています。まずは完成仕掛けで始めて、慣れてから個別に揃えるのがおすすめです。
Q. タナ(深さ)はどのくらいに設定しますか?
A. まずは1〜2m程度から始めて、反応を見ながら調整するのが基本です。ウキ止めの位置を動かすことでタナを変えられます。
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