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ウキルアー仕掛けの一番下に付くスプーン。今回はこれの選び方です。
釣具屋のアキアジコーナーに行くと、色とりどりのスプーンが壁一面に並んでいますよね。あれ、全部買いたくなるんですけど(笑)、実際に必要なのはそこまで多くありません。
この記事では重さとカラーの考え方を整理します。
目次
重さは45g前後が基準
アキアジのウキルアーで定番になっているのが45g前後のスプーンです。
なぜこの重さなのか。理由は3つあります。
- 飛距離が出る:この釣りは沖のポイントまで届かせることが重要
- ウキとのバランスが取れる:市販のアキアジ用ウキは45g前後を背負う設計のものが多い
- 風と波に負けない:秋の北海道は風が強い日が多く、軽いと仕掛けが安定しません
逆に言えば、この45gという基準が、ロッドのルアー負荷やウキの浮力表示すべての土台になっています。まずは45gを1つの単位として覚えておくと、他のパーツ選びも一気に分かりやすくなります。
実売中の代表例としては、ダイワ「アキアジクルセイダーW」45gがあります。アワビ系のカラーバリエーションが豊富で、まさにこの記事で説明した「万能系」「アピール系」「ナチュラル系」を1シリーズの中で選べるのが特徴です。
赤金・グリーン・シルバー——この記事で挙げた3系統が1シリーズで揃うかどうか。カラー一覧を見れば一目でわかります。
ダイワ アキアジクルセイダーW 45g
アワビ系カラーが豊富。45gはウキルアーの基準ウェイト
価格・在庫は日々変動します。アキアジシーズン中は品薄になりやすいので、気になったら早めに確認しておくと安心です。
重さを変えるのはどんなとき?
基本は45gですが、状況によって上下させることもあります。
| 状況 | 重さの調整 | ねらい |
|---|---|---|
| 向かい風が強い/波が高い | 重く(50〜60g) | 飛距離を確保し、仕掛けを安定させる |
| 無風・凪 | 基準〜やや軽く(35〜45g) | ゆっくり見せる。飛距離は十分足りる |
| 潮が速い | 重く | 流されすぎるのを防ぐ |
| 浅場・根が荒い | 軽く | 沈みすぎによる根掛かりを避ける |
ただし注意点があります。スプーンの重さを変えるなら、ウキの浮力も合っているか確認してください。重いスプーンに小さいウキだと沈んでしまいますし、逆だとウキが立ちません。
なので実際のところ、ウキとスプーンはセットで考えるのが現実的です。最初は45gに絞って、ウキも45g対応のものを揃える。これが一番シンプルです。浮力の合わせ方はウキの選び方で詳しく書いています。
カラーは「万能系」「アピール系」「ナチュラル系」の3系統
カラーは無限にあるように見えますが、大きく3つに分けて考えると整理しやすいです。
① 万能系(赤金・オレンジ金)
いわゆる赤金。アキアジ釣りの超定番カラーです。迷ったらこれ、というくらいよく使われます。
まず1つ買うならこの系統。朝マヅメから日中まで幅広く使えます。
② アピール系(グリーン、ケイムラ、蛍光ピンク)
光量が少ない朝マヅメ・夕マヅメや、濁りが入っているときに強い系統です。
特にグリーン系はアキアジ釣りでよく効くと言われる色で、赤金と並ぶ定番になっています。ケイムラ(紫外線発光)は、曇りの日や薄暗い時間帯に効果があるとされています。
③ ナチュラル系(シルバー、ブルー系)
日が高く昇って水が澄んでいるときに出番が来ます。ギラギラしすぎない自然な反射で、スレた魚に見切られにくいのが特徴です。
カラーローテーションの基本
実際の釣り場では、こんな流れで組み立てるのが分かりやすいと思います。
- 朝マヅメ(暗い) → アピール系(グリーン、ケイムラ)
- 日が出てきた → 万能系(赤金)
- 日中・水が澄んでいる → ナチュラル系(シルバー、ブルー)
- 濁りが入った/曇ってきた → アピール系に戻す
そして大事なのが、周りが釣れているのに自分だけ釣れないときは、まず色を変えてみるということ。同じ場所で同じように投げていても、色ひとつで差が出ることは普通にあります。
逆に、周りも自分も釣れていないなら、色ではなく場所やタナを疑う方が早いです。ここを間違えると、延々と色を変え続けて時間だけが過ぎていきます(笑)
最初に買い揃えるなら3色
「じゃあ何色買えばいいの?」という話ですが、僕はまず3色で十分だと思っています。
- 赤金(万能・軸になる色)
- グリーン系(アピール・朝マヅメ用)
- シルバー系(ナチュラル・日中用)
この3色を45gで揃えれば、ひととおりの状況に対応できます。同じ色を2個ずつ買っておくと、根掛かりでロストしたときも安心ですね。
1個ずつ3色買うのと、セットで買うのと、どちらが安いか。これは実際に並べてみないと分かりません。
アキアジ スプーン セット(複数カラー)
複数カラーがまとまったセット。ロスト対策の予備にも
価格・在庫は日々変動します。アキアジシーズン中は品薄になりやすいので、気になったら早めに確認しておくと安心です。
ロストは前提。予備は必ず持っていく
最後にひとつ現実的な話を。
アキアジ釣りは混雑した釣り場で行うことが多く、オマツリ(他人の仕掛けとの絡み)や根掛かりでのロストが普通に起きます。「お気に入りの1個だけ」で行くと、それを失った瞬間に釣りが終わります。
スプーンは決して安くはないですが、最低でも予備を2〜3個は持っていくことをおすすめします。
まとめ
- 重さ:45g前後が基準。ウキの浮力と必ずセットで考える
- 重くする:向かい風・高波・速い潮
- 軽くする:凪・浅場
- カラー:赤金(万能)/グリーン・ケイムラ(アピール)/シルバー(ナチュラル)
- 最初の3色:赤金・グリーン・シルバー
- 予備:2〜3個は必ず持参
スプーンの上に付けるタコベイトの選び方もあわせてどうぞ!
よくある質問
Q. アキアジ用スプーンは何グラムが基準ですか?
A. 45g前後が定番です。飛距離が出て、市販のアキアジ用ウキの浮力設計とも合っており、風の強い北海道の秋でも仕掛けが安定します。
Q. スプーンのカラーは何色そろえればいいですか?
A. まずは3色で十分です。赤金(万能)、グリーン系(朝マヅメ・濁り向け)、シルバー系(日中・澄み潮向け)を45gでそろえると、ひととおりの状況に対応できます。
Q. スプーンの重さを変えるときの注意点は?
A. ウキの浮力も合わせて確認してください。重いスプーンに小さいウキだと沈んでしまい、逆だとウキが寝てアタリが出にくくなります。ウキとスプーンはセットで考えるのが基本です。
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