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ロッドとリールが決まったら、次はラインです。
ラインって地味なんですが、魚と自分をつないでいる唯一のものなんですよね。ここをケチると、せっかく掛けた一本を目の前で失うことになります。実際「ラインが切れて逃げられた」という話は、毎シーズン必ず聞きます。
この記事では、アキアジ釣りのPEラインとショックリーダーの選び方を整理します。

目次
結論:PE2号+フロロ25〜30lbが基本
先に結論から書いておきます。
| 項目 | 基準 |
|---|---|
| PEライン | 2号(シーズン序盤)/1.5号(後半) |
| 巻き量 | 150m以上 |
| ショックリーダー | フロロカーボン 25〜30lb |
| リーダーの長さ | 1ヒロ(約1.5m)前後 |
| 結束 | FGノットなど摩擦系ノット |
とりあえずこれで組んでおけば、道南のアキアジ釣りで困ることはほぼないはずです。以下、それぞれの理由を説明します。
なぜ序盤は2号、後半は1.5号なのか
「シーズンによって号数を変える」と聞くと面倒に感じるかもしれませんが、これにはちゃんと理由があります。
シーズン序盤(9月頃)は、海に入ってきたばかりの魚が多く、体力があってよく走ります。いわゆる「銀ピカ」の元気な個体ですね。ここでは強度を優先して2号を使います。
シーズン後半(10月以降)になると、魚の勢いが落ち着いてくる一方で、人が増えてスレてきます。ここで1.5号に落とすと、ラインが細くなる分、
- 飛距離が伸びる
- 潮や風の影響を受けにくくなる(仕掛けが流されにくい)
というメリットが出てきます。
とはいえ、最初の1シーズンは2号で通してしまって問題ありません。号数を使い分けるのは、スプールを複数持つようになってからで十分です(^O^)
実売中のモデルでは、よつあみ「エックスブレイド スーパージグマンX4」2号200mやシマノ「ピットブル」4本編み2号200mあたりがコスパ重視の定番です。
「切られて逃げられた」を一度でも経験すると、ラインの値段は気にならなくなります。まだの方こそ、今の相場を見ておいてください。
よつあみ エックスブレイド スーパージグマンX4 2号
国産PEの定番ブランド。4本編み200mで150m巻いても余る
価格・在庫は日々変動します。アキアジシーズン中は品薄になりやすいので、気になったら早めに確認しておくと安心です。
同じ2号200mでも、実売価格には差があります。並べて比べると納得して選べます。
シマノ ピットブル4 2号
入手しやすく、価格と強度のバランスが良い定番シリーズ
価格・在庫は日々変動します。アキアジシーズン中は品薄になりやすいので、気になったら早めに確認しておくと安心です。
4本編みと8本編み、どっちがいい?
PEラインには「4本編み(X4)」と「8本編み(X8)」があります。
- 4本編み:安価で、根ズレや傷にやや強い。表面がザラつく
- 8本編み:しなやかで滑りが良く、飛距離が出る。値段は高め
アキアジのウキルアーは、そこまで繊細な操作をする釣りではありません。コスパ重視なら4本編みで全く問題ないと思います。
ただ、8本編みはガイド抜けが良いので飛距離を稼ぎたい場面では有利です。周りが届かない場所に届く、というのはこの釣りで地味に効いてくるので、予算に余裕があれば8本編みもアリですね。
ショックリーダーはフロロの25〜30lb
PEラインは引っ張り強度は高いのですが、擦れ(摩擦)にめっぽう弱いという弱点があります。堤防のヘチやテトラ、魚の歯、砂に擦れただけで簡単に切れます。
そこで、先端にショックリーダーを結びます。素材はフロロカーボン、太さは25〜30lbが標準です。
「太いほど安心なんじゃ?」と思うかもしれませんが、太すぎると
- 硬くて結びにくい
- ガイドへの引っかかりが増えて飛距離が落ちる
- 仕掛けの動きが不自然になる
といったデメリットが出ます。25〜30lbが、強度と扱いやすさのちょうどいいバランスなんです。
リーダーは1回の釣行で何度も結び直す消耗品です。1巻きでどれだけ入っているかは、意外と商品ごとに差があります。
ショックリーダー フロロカーボン 30lb
25〜30lbがアキアジの標準。号数表記は8号前後が目安
価格・在庫は日々変動します。アキアジシーズン中は品薄になりやすいので、気になったら早めに確認しておくと安心です。
リーダーの長さは1ヒロ前後
リーダーの長さは1ヒロ(両手を広げた長さ、だいたい1.5m)くらいが標準です。
長すぎると結び目(ノット)がガイドの中に入ってしまい、キャスト時に引っかかって飛距離が落ちたり、最悪ライン切れの原因になります。短すぎると擦れ対策の意味が薄れます。
釣りをしていると、根掛かりやアタリのたびにリーダーを少しずつ切り詰めることになります。短くなってきたら結び直す——これを面倒がらずにやるかどうかが、けっこう明暗を分けます。
結束はFGノットが定番
PEとリーダーの結び方は、FGノットが定番です。結び目が細く仕上がるので、ガイド抜けが良く飛距離が落ちません。
ただFGノットは、慣れるまで現場で組むのがけっこう大変です。特に朝マヅメの暗い中、寒くて指がかじかんでいる状態だと本当に泣きたくなります(笑)
文章だけだと伝わりにくいので、動画も貼っておきます。手の動きを一度見ておくと、現場での理解度が全然違います。
対策としては、
- 家であらかじめ組んでおく(これが一番確実)
- 結束補助ツールを使う(現場でも安定して組める)
- 電車結びなど、簡単なノットを覚えておく(強度は落ちるが緊急用に)
という感じです。組んだラインを実際にどう仕掛けへつなぐかは、ウキルアー仕掛けの解説記事で図解しています。
ラインは消耗品。ケチらず巻き替えを
最後に、いちばん言いたいことです。
PEラインは消耗品です。 去年のラインをそのまま使い回すのは、正直おすすめできません。紫外線と塩で確実に劣化しています。
とはいえ、150m全部を毎回替えるのはもったいないですよね。おすすめは下巻きをして、先端側の50〜100mだけ入れ替える方法です。これなら費用を抑えつつ、実際に使う部分は常に新しい状態を保てます。
シーズン前に一度巻き替える。これだけで「切られた」というトラブルはかなり減るはずです。
まとめ
- PE:序盤2号/後半1.5号。最初は2号で通してOK
- 巻き量:150m以上
- 編み数:コスパなら4本編み、飛距離なら8本編み
- リーダー:フロロ25〜30lb、1ヒロ前後
- 結束:FGノット。家で組んでおくのが正解
- 巻き替え:シーズン前に必ず。先端側だけでもOK
次回はいよいよ、ウキルアー仕掛けそのものの中身を分解して解説します!
よくある質問
Q. アキアジ釣りのPEラインは何号ですか?
A. シーズン序盤(9月頃)はPE2号、後半(10月以降)は1.5号が目安です。最初の1シーズンは2号で通して問題ありません。巻き量は150m以上を確保してください。
Q. ショックリーダーは必要ですか?
A. 必須です。PEラインは引っ張り強度は高い一方、擦れに非常に弱く、テトラや魚の歯に触れただけで切れます。フロロカーボンの25〜30lbを1ヒロ前後結んでください。
Q. 去年のPEラインをそのまま使えますか?
A. おすすめしません。紫外線と塩分で確実に劣化しています。全部替えるのがもったいない場合は、下巻きをして先端側の50〜100mだけ入れ替える方法が有効です。
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