
※本記事にはアフィリエイト広告(Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピング・A8.net・レントラックス)を含みます。
冬の釣りの防寒着でゴアテックスを選ぶと、上下で5万円を軽く超えます。そこへシマノから、2026年9月にRB-150Z ネクサス ゴアテックス ウォームスーツが出ました。本体価格は税抜77,000円です。
同じ9月に、ダイワもゴアテックスの防寒スーツDW-1926を出しています。こちらは税抜56,000円。どちらも上下セットで、中綿入りの冬用です。
差は21,000円。この差でシマノの方に何が付いてくるのか、逆にダイワの方が勝っているのはどこか。メーカーが出している数字と説明だけで並べてみました。
この記事はメーカー公表の情報をもとに書いています。実物を着て書いたものではありませんので、暖かさや動きやすさといった着心地は書いていません。
RB-150Zはどんなスーツか
シマノはこのスーツを「新世代ゴアテックスePEで軽量化。磯用防寒スーツの進化形」と紹介しています。もともと磯釣りの人に向けたシリーズで、冬の磯で長く立っていられることを狙った作りです。
| 項目 | RB-150Z |
|---|---|
| 正式名 | ネクサス ゴアテックス ウォームスーツ |
| 本体価格 | 77,000円(税抜)/希望小売84,700円(税込) |
| 発売 | 2026年9月 |
| 表の生地 | ゴアテックス ePE(新世代の生地) |
| 裏地 | カーボン糸入り |
| 中綿 | 部位ごとに厚みを変えている |
| 重さ | 1420g(Lサイズ・参考) |
| サイズ | M〜3XLの全5サイズ |
| 色 | ブラック・レッド |
| 耐水圧・透湿度 | 公表なし |
ゴアテックスは、雨を通さずに中の湿気だけを外へ逃がす膜の名前です。ePEは、ゴア社が切り替えを進めている新しい種類の膜で、シマノはこの生地を使ったことで軽くなったと説明しています。
「約10%軽い」は、何が軽いのか
シマノの説明をそのまま書くと、「従来の性能を維持しながら約10%軽量化した、新世代のゴアテックスePE生地」です。
ここで軽くなったと書かれているのは生地です。スーツ全体が前のモデルより10%軽くなった、という意味ではありません。スーツ全体の重さとしてメーカーが出しているのは、Lサイズで1420gという数字だけです。
比べる相手のダイワDW-1926は重さを公表していないので、2着を重さの数字で比べることはできません。
カーボン糸の裏地「2〜3℃」の読み方
裏地にはカーボン糸が織り込んであり、シマノは2〜3℃の蓄熱効果があるとしています。体から出た熱をためて、着ている人の周りの温度を少し高く保つ、という仕組みです。
この2〜3℃はメーカー自身の数字で、どういう条件で測ったものかまでは、僕が読めた範囲には書かれていませんでした。「何もしないより少し暖かい」くらいに受け止めておくのがよさそうです。暖かさの中心は、やはり中綿とその下に着るものです。
お尻の部分を二重にしてある
RB-150Zでいちばん「釣り用らしい」と思ったのはここです。シマノは「擦れやすい臀部の防水耐久性を強化するゴアテックス生地の二重補強」と書いています。
冬の釣りでは、磯の岩やテトラ、堤防のコンクリートに座る時間が長くなります。防水の生地は、こすれ続けた場所から水がしみるようになります。お尻が濡れると一気に体が冷えるので、ここを厚くしてあるのは理にかなっています。
ほかに、激しい動きに合わせた立体的な型紙(立体パターン)と、部位ごとに厚みを変えた中綿も挙げられています。腕や膝のように曲げる場所の綿を薄くすれば、動きやすさと暖かさを両立できる、という考え方です。
ダイワDW-1926と並べる
比べる相手は、ダイワのDW-1926 GORE-TEXバーサタイルウィンタースーツです。ダイワのほかの防寒スーツとの違いはダイワの2026年防寒スーツ3着の記事で比べています。
| 項目 | シマノ RB-150Z | ダイワ DW-1926 |
|---|---|---|
| 本体価格(税抜) | 77,000円 | 56,000円 |
| 発売 | 2026年9月 | 2026年9月 |
| 表の生地 | ゴアテックス ePE | GORE-TEXの2層生地 |
| 裏地 | カーボン糸入り | ポリエステル |
| 中綿 | 部位ごとに厚みを変える | 嵩のある中綿 |
| お尻の補強 | ゴアテックス生地で二重 | 記載なし |
| 重さ | 1420g(L) | 公表なし |
| サイズ | M〜3XL | M〜4XL・WM・WL |
| 色 | 2色 | 5色 |
| 耐水圧・透湿度 | 公表なし | 公表なし |
DW-1926は、色によって選べるサイズが違います。欲しい色と自分のサイズの組み合わせがあるかは、先に確かめた方が安心です。
DW-1926の方が細かく書いてある機能
ダイワは、水の入り口をふさぐ工夫を一つずつ名前を付けて公開しています。
- 止水ファスナーと止水ポケット(パンツにも)
- フードの雨返しと、顔まわりの見え方を広げるビューアップシステム
- 二重袖口と浸水防止三角マチ
- 裾のスピンドル(しぼり)と裾タブ、バックル付きのベルト
撥水剤はフッ素を使わないもので、ダイワは環境への負荷が少ないモデルと位置づけています。
21,000円の差で、何を買うことになるか
表を見ると、2着は向いている方向が少し違います。
RB-150Zに払う21,000円
- 軽くしたePEの生地
- カーボン糸の裏地(メーカーの数字で2〜3℃)
- お尻の二重補強と立体的な型紙
座る・しゃがむ・岩をよじ登る、という体を使う釣りのための上乗せ、と考えると分かりやすいです。
DW-1926を選ぶ理由
- 21,000円安い(税込にすると23,100円の差)
- 4XLと、女性向けのWM・WLがある
- 色が5色から選べる
- 止水の工夫が細かく公開されていて、何が付いているか分かりやすい
RB-150Zは3XLまでなので、それより大きいサイズが必要な人や、女性向けの型を探している人は、この時点でDW-1926の方になります。
シマノには「重ね着」で組む道もある
シマノは1着で完結するRB-150Zのほかに、外側と中間着を分けて組むやり方も用意しています。
| 品番 | 役割 | 本体価格(税抜) |
|---|---|---|
| RT-151Z リミテッドプロ GTXストレッチ テクノレイヤードスーツ | 外側。秋から春までの3シーズン用レインスーツ(中綿なし) | 125,000円 |
| MD-110Z リミテッドプロ ウルトラハイロフトダウンスーツ | 中に着るダウン。798g(L) | 75,000円 |
2着を合わせると税抜200,000円です。秋や春は外側だけ、真冬はダウンを足す、という使い方で1年の大半を通せるのが利点ですが、冬の防寒だけが目的ならRB-150Zの2.6倍の出費になります。真冬だけ着るなら、1着で済むRB-150Zの方が分かりやすいと思います。
道南の冬の釣りで考えると
道南の冬は、日本海側の磯や堤防で風と雪の中に何時間も立つ釣りになります。僕なりに分けると、こんな選び方になります。
- 磯やテトラで座って待つ時間が長い人 → お尻の二重補強があるRB-150Z
- 釣り場まで長く歩く人 → 生地を軽くしたRB-150Z。ただし重さの比較はできないので、店で両方を手に持って比べるのが確実です
- 堤防の投げ釣りやサビキが中心で、車のそばで釣る人 → DW-1926で十分。浮いた21,000円で手袋や長靴をそろえられます
- 4XL・女性用サイズが欲しい人 → DW-1926
どちらを選んでも、ゴアテックスのスーツだけで真冬の道南は乗り切れません。下に何を着るか、首・手・足先をどう守るかは冬の釣りの防寒の記事にまとめています。手袋は防寒グローブのランキングも参考にしてください。
新製品
サイズと色は商品ページでお選びください
シマノ RB-150Z ネクサス ゴアテックス ウォームスーツ
2026年9月発売・本体77,000円(税抜)
価格・在庫は日々変動します。アキアジシーズン中は品薄になりやすいので、気になったら早めに確認しておくと安心です。
比較
サイズと色は商品ページでお選びください
ダイワ DW-1926 GORE-TEXバーサタイルウィンタースーツ
2026年9月発売・本体56,000円(税抜)
価格・在庫は日々変動します。アキアジシーズン中は品薄になりやすいので、気になったら早めに確認しておくと安心です。
まとめ
- RB-150Zは税抜77,000円・1420g(L)の、磯向けのゴアテックス防寒スーツ
- 「約10%軽い」のは生地の話。スーツ全体の比較ではない
- カーボン糸の裏地の2〜3℃はメーカーの数字
- いちばんの特徴はお尻の二重補強。座って待つ冬の釣りに効く
- DW-1926は21,000円安く、4XL・WM・WLと5色がある
- 耐水圧・透湿度はどちらも公表なし
よくある質問
Q. RB-150Zの耐水圧と透湿度はどれくらいですか?
A. シマノは数字を公表していません。ダイワのDW-1926も公表していないので、この2着は耐水圧の数字では比べられません。
Q. RB-150Zの重さはどれくらいですか?
A. メーカーの参考値で、Lサイズが1420gです。
Q. 女性が着られるサイズはありますか?
A. RB-150ZはM〜3XLの5サイズです。女性向けの型を探しているなら、WM・WLがあるダイワのDW-1926が候補になります。
Q. 税込だといくらですか?
A. RB-150Zは希望小売価格が税込84,700円です。DW-1926は本体56,000円なので、税込にすると61,600円です。実際の売り値は店によって違います。
情報源について
数字は次のページで確認しました(2026年10月8日)。シマノ公式サイトは読み込めなかったため、RB-150Zは下の2か所と販売店の商品説明で照合しています。
・シマノ公式|RB-150Z ネクサス ゴアテックス ウォームスーツ
・フーガショップ|RB-150Z
・ダイワ公式|DW-1926 GORE-TEXバーサタイルウィンタースーツ
▶ 使わなくなった釣具、いくらで売れる? 買取相場と出し方のまとめ(当ブログ)
最後まで読んでいただきありがとうございます。
よろしければ、下のバナーの応援クリックをお願いします!