小樽市で釣竿を捨てるとき|1mを超える竿は市が収集しない。許可業者6社と木・竹の竿の行き先

小樽市で釣竿を捨てるとき

※本記事はアフィリエイト広告を含みます。価格は楽天市場の中古取扱店の出品を2026年10月04日時点で取得した実データです。

小樽市の「ごみ分別早見表」で釣りざおを探すと、品目名のうしろに「1m以内のもの」と付いています。この1mを超えた竿は粗大ごみになり、しかも小樽市は粗大ごみを収集していません。竿の長さで、手放し方がまるごと変わる街です。市の公式ページ・PDFで確かめた結果をまとめます。

先に、中古でいくらで売られているかを見る

処分を考える前に、同じ種類の道具が中古でいくらで出ているかを確認します(出品69件)。

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種類 出品数 最安 中央値
釣竿(中古全般) 6件 23,000円 31,680円
ショアジギングロッド 50件 11,550円 43,237円
ダイワのクーラーボックス 13件 6,160円 10,560円

これは状態のいい中古品の売値で、小樽市で手放す釣具がこの金額になるという意味ではありません。見てほしいのは「この道具に中古の買い手がいるかどうか」です。

小樽市の「ごみ分別早見表」で釣り道具を引くと(2026年10月4日確認)

小樽市の早見表は、品目・分別・摘要の3列でできています。釣りに持って行く道具を拾っていくと、ほとんどが燃やさないごみに並びました。

品目(早見表の表記) 分別 摘要
釣りざお(1m以内のもの) 燃やさないごみ 木製・竹製は燃やすごみ。規格を超えるものは粗大ごみ
リール(釣り具) 燃やさないごみ ―
テグス(釣り糸) 燃やさないごみ ―
クーラーボックス(0.1m3以内のもの) 燃やさないごみ 規格を超えるものは粗大ごみ
保冷剤 燃やさないごみ ―
長靴 燃やさないごみ ―
雨がっぱ(レインコート) 燃やさないごみ ―
懐中電灯・ランタン 燃やさないごみ 電池と電球は資源物(かん等)
ロープ 燃やさないごみ 天然繊維製は燃やすごみ
バケツ 燃やさないごみ ―

出典:小樽市 ごみ分別早見表(PDF)、小樽市 家庭から出るごみ・資源物の分け方と出し方(PDF)。品目の表記は早見表のままです。ルールは変わることがあるので、出す前に最新の情報を確認してください。

竿は「1m」が分かれ目。超えると市は収集しない

早見表の釣りざおには、わざわざ「1m以内のもの」と書かれています。小樽市でいう粗大ごみは、次のどれかに当てはまるものです。

  • 長さ、または一辺が1mを超えるもの
  • 容積が0.1m³を超えるもの(目安は50×50×40cm)
  • 重さが50kgを超えるもの

そして市の「粗大ごみについて」のページには、こうあります。「粗大ごみに該当し、市で収集していません」。小樽市では、粗大ごみを市に申し込む仕組みがなく、市が許可した業者に自分で連絡して頼む形です。市に申し込めば集めに来てくれる札幌市などとは、ここが大きく違います。

1mは、仕舞った長さで見るのか

早見表にもガイドにも、継いだ長さなのか、仕舞った長さなのかは書かれていません。ふつうに考えれば、ごみとして出すときの形で測ることになりそうですが、これはごみ減量推進課(0134-32-4111(内線323))に確かめてから出すのが確実です。

目安として、仕舞って1mに収まるのは、振出のちょい投げ竿や渓流竿、コンパクトロッドあたりです。8ftを超える2ピースのエギングロッドやシーバスロッドは、半分にしても1mを超えます。サクラマスやショアジギングに使う9〜10ft台の2ピースも同じです。

1m以内でも、指定袋に入らないことはあります。そのときの出し方はガイドP28に書かれています。「長さ1m以内、容積0.1m³以内(目安として長さが1mの場合は直径35cm以内)にしてひもで縛り、小樽市ごみ処理券を直接貼る」。竿をひもでまとめて、処理券を竿に直接貼るということです。

1mを超える竿は、許可業者6社のどこかへ

市のページに載っている許可業者は6社です。自分で運び込む場合の受付時間も、会社ごとに書かれていました(どれも月〜金)。

会社名 電話 自分で運び込む場合
株式会社オーシーシー 0134-22-5600/0134-22-5601 8:00〜12:00、13:00〜15:00
株式会社小樽衛生化学工業 0134-54-7506/0134-54-7509 9:00〜12:00、13:00〜16:00
有限会社小原興業 0134-54-8316/0134-52-2825 9:00〜12:00、13:00〜16:00
株式会社クリーンサービス 0134-64-5300/0134-65-7886 受け付けていない
株式会社北海道木村 0133-72-6028/0133-72-6026 9:00〜12:00、13:00〜16:00
有限会社松本産業 0134-34-1677/0134-29-0467 受け付けていない

料金は載っていません。ページには「品目、大きさ、排出場所などで異なりますので、複数の事業者に料金をご確認願います」とあります。運び込みを受け付けている会社も、どこも「当日搬入できない場合もあるので事前に電話を」と書いています。年末年始やお盆は受付を止めることもあります。

出典:小樽市 粗大ごみについて(2026年9月30日更新)。

許可業者は市が許可した会社です。家の前を回っている「無料で引き取ります」の車とは別物なので、混同しないようにしてください。その違いは「『無料で引き取ります』に釣具を渡す前に」に書きました。

木や竹の竿は黄色、それ以外は青の袋

小樽市の指定袋は、燃やすごみが黄色、燃やさないごみが青色です。早見表の摘要どおり、和竿や竹の延べ竿のような木製・竹製の竿は黄色の袋、カーボンやグラスの竿は青色の袋です。素材が分からない竿は、出す前に問い合わせてください。

  • 指定袋 … 5L 10円/10L 20円/20L 40円/30L 60円/40L 80円(1枚あたり)
  • ごみ処理券 … 1枚80円(シール式)
  • 出す時間 … 収集日の朝8時30分まで

袋に入らないものの処理券は、ごみに直接貼ります。ガイドには「透明・半透明の袋・段ボールに貼って出すことはできません」とあります。なお、今年の夏は7月15日から8月31日までに限って、透明・半透明の袋でも出せる時期がありました。この対応は8月31日で終わり、9月1日からはまた指定袋だけです。

電池とガス缶は「かん等」の日。小樽では穴を開ける

早見表では、乾電池・充電式電池・モバイルバッテリー・スプレーかん・カセット式ガスボンベが、どれも資源物(かん等)です。

  • 電池 … 端子をテープなどで絶縁し、かん類・びん類の日に電池だけを一つの袋にまとめる
  • スプレーかん・カセットボンベ … 使い切り、火の気のない戸外で穴を開け、透明か半透明の袋にそれだけを入れて「かん類の収集日」に出す
  • 電池が外せない製品 … 小樽市役所・清掃事業所・駅前・銭函・塩谷サービスセンターの小型家電回収ボックスか、市内の消防署・支署・出張所・支所へ
  • 車やバイクの鉛バッテリー … 販売店へ
  • プロパンガスボンベ … 市では収集しない(北海道LPガス協会 25-2361)

ガス缶に穴を開けるかどうかは、市町村でまったく逆です。室蘭市は「穴は開けずに」、苫小牧市は「穴を開ける必要はありません」としているので、ほかの街から引っ越してきた人ほど注意してください。

市が電池の分別にここまで細かいのには理由があります。北しりべし広域クリーンセンターでは、燃やさないごみを砕く前に手作業でリチウムイオン電池の入った製品を取り除いています。令和7年度に燃やさないごみへ不適正に出されたリチウムイオン電池使用製品等は、回収できた分だけで年間4,926個。選別をすり抜けた電池で、発火・発煙が28件起きています。電動リールのバッテリーやヘッドライトの充電池は、青い袋に入れないでください。電動リール本体から電池が外せるかどうか分からないときは、ごみ減量推進課に聞くのが早いです。

出典:小樽市 リチウムイオン電池使用製品の捨て方。

清掃事業所に自分で運ぶなら

  • 運べるのは、指定袋に入れた燃やすごみ・燃やさないごみだけ
  • 受入れは火曜と木曜の9時〜11時30分(祝日と12月29日〜1月3日を除く)。予約制
  • 予約は月〜金の9時〜16時に清掃事業所(奥沢5丁目3-1、0134-22-3854)へ。当日の申込みはできない
  • 顔写真付きの身分証を持って行き、荷下ろしは自分で

指定袋に入れたものだけなので、1mを超える竿はここには持ち込めないと考えられます。

出典:小樽市 ごみの自己搬入。

早見表に載っていない釣具

針・おもり・ルアー・ウェーダー・ライフジャケット・ヘッドライト・竿立ては、早見表に項目がありませんでした。早見表では、はさみや縫い針が「紙などに包み『きけん』と表示して」燃やさないごみになっています。釣り針もこれにならって包んでおくと、収集する人がけがをしません。項目のないものは、出す前にごみ減量推進課へ聞いてください。

小樽で手放すなら、順番は「売る → 袋 → 業者」

小樽市で一番手間がかかるのは、1mを超える竿を業者に頼むところです。電話して、料金を聞いて、比べて、日を決める。その前に、ショアジギングロッドやシーバスロッドのように中古の買い手が多い竿だけでも値段を見ておくと、業者に頼む本数そのものが減ります。大きい街との違いを見たい方は「札幌市で釣竿を捨てるとき」もどうぞ。

小樽市以外の市町村にお住まいの方は、 長さや素材による分別、切ってよいかどうかの考え方は「釣竿の捨て方」にまとめています。

許可業者に電話する前に、値が付くか確かめる

引き取るかどうか、いくらになるかは業者によって違います。宅配買取は送る前に品名や写真で相談できるところもあるので、処分費用を払う前に一度聞いておいて損はありません。

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▶ 釣具の買取相場と出し方のまとめ(当ブログ)
▶ 北海道から出すならどこ? 2社の条件を比較(当ブログ)

まとめ

小樽市では、1m以内の釣りざお・リール・テグス・クーラーボックスは燃やさないごみ(青の袋)で、木製・竹製の竿は燃やすごみ(黄の袋)。1mを超えると粗大ごみで、市は収集しないので、市が許可した6社に料金を聞いて頼みます。電池とガス缶は資源物(かん等)の日です。