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リールを何年か使っていると、巻いたときに前と感触が違うと感じる瞬間があります。ゴリゴリする、シャリシャリ音がする、ハンドルが少しぐらつく。そこで迷うのが「まだ使えるのか、オーバーホールに出したほうがいいのか」です。
オーバーホールは、リールを分解して、中を洗って、グリスを入れ直し、傷んだ部品を交換する整備です。自分でやる日々の手入れとは別で、メーカーに出してやってもらうものです。
この記事では、出しどきのサイン、出す頻度の目安、出し方の流れを整理します。
まず結論|出しどきのサイン5つ
| サイン | 中で起きていること | 急ぎ度 |
|---|---|---|
| 巻くとゴリゴリする | ベアリングやギアに塩・砂が入っている、グリスが切れている | 早めに |
| シャリシャリ・キュルキュル音がする | ベアリングの傷み、グリス切れ | 早めに |
| ハンドルやローターにガタがある | 部品の摩耗、ネジのゆるみ | 早めに |
| ハンドルが逆に回る(逆転する) | 逆転を止める部品の不良 | すぐに |
| 巻いたあとに水が出てくる | 中に海水が入っている | 早めに |
どれか1つでも出ていたら、オーバーホールを考えるタイミングです。特に逆転は、魚が掛かったときにハンドルが逆に回って、ケガや魚のバラシにつながるので、そのまま使わないでください。
サインが出ていなくても出す頻度の目安
サインが出るころには、中で傷みが進んでいることがあります。なので、使った量で目安を決めておくのがおすすめです。
- 海で月に何回も使う → 1年に1回
- シーズンだけ使う → 2〜3シーズンに1回
- 淡水や、たまにしか使わない → 調子が変わったときに
海で使うリールは、どれだけ洗っても、少しずつ塩が中に入ります。塩は乾くと結晶になって、ベアリングやギアを削るので、海で使う回数が多い人ほど短い間隔で出したほうが長持ちします。
僕のリールの場合
僕が使っていた18レガリスは、3年ほど使ったところでガタが出ました。リールは消耗品で、数年使えば中の部品は確実に減っていきます。ガタが出る前に、目安の間隔で一度出しておくのがおすすめです。
ふだんの手入れの方法は釣りのあとの塩抜きとメンテナンスに書きました。オーバーホールは、この日々の手入れの代わりにはならないので、両方やるのが基本です。
出し方の流れ
個人でメーカーに直接送るより、リールを買った釣具店に持ち込むのがいちばん手軽です。
- 釣具店のカウンターにリールを持ち込む
- 症状(ゴリ感、異音、ガタなど)を伝える
- 店からメーカーに送ってもらう
- メーカーで点検・分解・洗浄・部品交換
- 見積もりが出る場合は連絡が来る
- 店で受け取る
料金や戻ってくるまでの期間は、メーカー、機種、部品交換があるかどうかで変わります。出す前に、店かメーカーのサイトで確かめてください。部品交換が多いと、見積もりが本体の買い替えに近い額になることもあるので、見積もりの連絡をもらうように頼んでおくと安心です。
出す前にやっておくこと
- 糸を外しておくか、残す場合はそう伝える。外しておくと受付が早い
- 自分で分解した場合はそれを伝える。分解したことで受付の条件が変わることがあります
- 保証書があれば一緒に持っていく
道南で出すならシーズンが終わった直後
オーバーホールは、釣りに使わない時期に出すのが鉄則です。メーカーには、シーズン前に依頼が集中するので、その時期に出すと戻ってくるまで時間がかかります。
道南でいえば、アキアジが終わる11月〜12月ごろが出しどきです。秋のアキアジで海水をたくさんかぶったリールは、春までの間にオーバーホールに出しておくと、次のシーズンに気持ちよく使えます。
ただ、冬に海サクラやホッケを狙う人は、その間使うリールが無くなってしまいます。冬に使うリールと、オーバーホールに出すリールを分けておくと、困りません。
古いリールは「部品があるか」が分かれ目
メーカーは、生産が終わったリールの部品も一定の期間は持っています。ただ、その期間を過ぎると、部品が無くてオーバーホールを受けてもらえないことがあります。
10年近く前のリールなら、出す前に「部品はまだあるか」を店で確かめてもらうのが無難です。部品が無い場合や、見積もりが高い場合は、買い替えも選択肢になります。価格帯による違いはリールの価格の差はどこに出るかにまとめました。
メンテ用品
ハンドルノブやラインローラーに
リール メンテナンス オイル グリス
オーバーホールの合間の手入れに
価格・在庫は日々変動します。アキアジシーズン中は品薄になりやすいので、気になったら早めに確認しておくと安心です。
リールケース
釣具店に持ち込むときにも
リール ケース 保護
預けるとき・持ち運びの傷防止
価格・在庫は日々変動します。アキアジシーズン中は品薄になりやすいので、気になったら早めに確認しておくと安心です。
買い替えを考えるなら、楽天のリール売れ筋ランキングも参考になります(^O^)
まとめ
- 出しどきのサインはゴリ感・異音・ガタ・逆転・水の入りの5つ。逆転はすぐに
- サインが無くても、海でよく使うなら1年に1回、シーズンだけなら2〜3シーズンに1回が目安
- 出すときは買った釣具店に持ち込むのが手軽。料金と期間は出す前に確かめる
- 道南ならアキアジが終わった11月〜12月が出しどき
- 古いリールは、部品が残っているかを先に確かめる
よくある質問
Q. オーバーホールは自分でできますか?
A. 簡単な分解と注油なら自分でやる人もいますが、ギアやベアリングまで分解すると、組み直しが難しく、壊してしまうこともあります。また、自分で分解したリールはメーカーの受付条件が変わることがあります。中まで整備するならメーカーに出すのが確実です。
Q. どれくらいの頻度で出せばいいですか?
A. 海で月に何回も使うなら1年に1回、シーズンだけ使うなら2〜3シーズンに1回が目安です。ゴリ感や異音、ガタが出たら、目安より早くても出してください。
Q. 料金はどれくらいかかりますか?
A. メーカー・機種・部品交換の有無で変わります。出す前に、釣具店かメーカーのサイトで確かめてください。部品交換が多いと高くなるので、見積もりの連絡をもらうように頼んでおくと安心です。
Q. 古いリールでも受け付けてもらえますか?
A. メーカーに部品が残っていれば受け付けてもらえます。生産終了から時間がたったリールは部品が無いことがあるので、出す前に店で確かめてもらってください。
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