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シマノのエギングロッドで上のほうに位置する「セフィア エクスチューン」が、2026年モデルになりました。機種は5つで、価格は税抜72,000〜76,000円です。
前の20モデルを使っている人、または20モデルの値下がりを待っていた人にとって気になるのは、「何が変わって、いくら上がったのか」だと思います。同じ品番のS86MLで比べると、自重は4g軽くなり、本体価格は21,500円上がりました。この記事では、その差を表で並べてから、道南で使うならどの番手かを考えます。
この記事はメーカー公表の情報をもとに書いています。実物を使って書いたものではありませんので、感度や曲がり方、シャクったときの感じといった使用感は書いていません。
26セフィア エクスチューンの5機種
| 品番 | 全長 | 自重 | エギ | PE | 税抜 |
|---|---|---|---|---|---|
| S88L+ | 8’8″(2.64m) | 100g | 1.5〜4号 | 0.3〜1号 | 74,000円 |
| S86ML | 8’6″(2.59m) | 100g | 1.8〜4号 | 0.4〜1号 | 74,000円 |
| S72ML+ | 7’2″(2.18m) | 95g | 1.8〜4号 | 0.4〜1号 | 72,000円 |
| S92ML+ | 9’2″(2.80m) | 105g | 1.8〜4号 | 0.4〜1号 | 76,000円 |
| S85M | 8’5″(2.57m) | 100g | 2〜4.5号 | 0.5〜1号 | 75,000円 |
税込にすると、いちばん安いS72ML+が79,200円、標準のS86MLとS88L+が81,400円、いちばん長いS92ML+が83,600円です。
ルアマガ+の紹介記事では2026年7月発売予定とされていました。釣具店によって入荷の時期が違うので、在庫は取扱店で確かめてください。
品番の数字は長さです。「86」なら8フィート6インチ。後ろの「L」「ML」「M」は硬さの目安で、Lがいちばん柔らかく、Mがいちばん硬い側です。「+」は、同じ記号の中で少し強めという意味で付いています。
メーカーが言っている、それぞれの役割
- S88L+ → 糸をたるませて鋭くシャクる「スラックジャーク」がやりやすい竿。足元が高い場所でも使える長さ
- S86ML → 季節を問わずに使える、シリーズの基準になる1本
- S72ML+ → 短くて取り回しがよく、歩いて場所を変える釣りや、ボートから投げる釣りに向く
- S92ML+ → 飛距離で沖のポイントを狙う竿。足場の高い磯でも使える長さ
- S85M → 大きいイカとのやりとりを考えた、パワーのある竿
5機種のうち、1.5号のエギまで扱えるのはS88L+だけです。ほかの4機種は下限が1.8号か2号になっています。ここは道南で選ぶときに効いてくるので、あとでもう一度触れます。
素材と作りで変わったところ
26モデルで紹介されている主な作りは、次のとおりです。
- トレカ®M40X → 東レの高弾性・高強度のカーボン素材。全機種のブランク(竿の本体)に使われています
- スパイラルXコア → シマノの、ねじれとつぶれに強くするブランクの作り。20モデルにも入っていました
- カーボンモノコックグリップ → 手元を中空のカーボンで一体に作ったグリップ。ルアマガ+では、振動の伝わり方が約1.3倍と紹介されています
- フルXガイド → トップが3Dチタン、ほかも3Dチタンとエアロチタンで組んだ、Xガイドだけの構成
- スライスコルク → グリップのコルクは横が平らな形で、リールを留めるナットの部分もコルクになっています
グリップの「約1.3倍」は、シマノが自社の比べ方で出した数字です。何と比べて1.3倍なのかは、紹介記事の中では細かく書かれていません。数字だけで「1.3倍よく分かる」と受け取るより、手元に中空のカーボンを使って、イカが触った小さな変化を伝えやすくした作り、くらいに受け取っておくのがいいと思います。
20セフィア エクスチューンと並べる
前のモデルは2020年に出た20セフィア エクスチューンです。7機種あって、発売時の本体価格は税抜51,000〜54,000円でした(その後の価格改定のあとの数字として、53,000〜55,600円を載せているサイトもあります)。
| 項目 | 20モデル | 26モデル |
|---|---|---|
| 機種の数 | 7 | 5 |
| ブランク | スパイラルXコア | スパイラルXコア+トレカ®M40X |
| ガイド | 一部がXガイド(SiCリング) | 全部がXガイド(3Dチタントップほか) |
| 価格(税抜) | 51,000〜54,000円 | 72,000〜76,000円 |
大きく変わったのは素材・ガイド・グリップの3つです。ブランクの作りの考え方(スパイラルXコア)はそのままで、カーボンの素材を上げ、ガイドとグリップをシリーズの上位に近い作りにした、という並びです。tsurihackの紹介では、上位の「セフィア リミテッド」の設計の考え方を受け継いだモデルとされています。
同じ品番のS86MLで比べる
20モデルと26モデルの両方にある品番はS86MLだけです。数字を並べると、こうなります。
| 項目 | 20 S86ML | 26 S86ML |
|---|---|---|
| 全長 | 2.59m | 2.59m |
| 自重 | 104g | 100g |
| エギ | 1.8〜3.8号 | 1.8〜4号 |
| PE | 0.4〜1号 | 0.4〜1号 |
| 価格(税抜) | 52,500円 | 74,000円 |
長さと糸は同じで、4g軽くなり、エギの上限が4号まで広がりました。そのかわり、本体価格は21,500円上がっています。
4gの差は、数字としては小さく見えます。ただ、エギングは一晩に何百回もシャクる釣りなので、手元の重さの差は積み重なります。軽さに21,500円を払うかどうかではなく、ガイドとグリップと素材がまとめて変わったぶんの差として見るほうが、比べやすいと思います。
なくなった番手と、増えた番手
| 20モデルだけにある | 26モデルで増えた |
|---|---|
| S86L(エギ1.5〜3.5号・PE0.3〜0.8号) | S88L+(エギ1.5〜4号・PE0.3〜1号) |
| S79ML/S82ML/S810ML | S72ML+/S92ML+ |
| S86M/S90M | S85M |
20モデルでいちばん柔らかかったS86Lは、26モデルではS88L+に置きかわった形です。下限は同じ1.5号のまま、上限が3.5号から4号へ広がりました。長さの刻みは、20モデルが7フィート9インチから9フィートまで細かくそろえていたのに対して、26モデルは7フィート2インチから9フィート2インチまで、間を広くとった5本になっています。
なお、26モデルの仕舞寸法と継数は、僕が確かめた範囲では見つかりませんでした。車に積むときの長さが気になる人は、店頭か取扱店で確かめてください。参考までに、20モデルのS86MLの仕舞は133cmでした。
道南で使うなら、どの番手か
道南のエギングで相手になるのは、秋のマメイカ(小型のイカ)と、冬から春のヤリイカが中心です。アオリイカも釣れることはありますが、本州のように大型を狙って通う釣りにはなりにくい地域です。
それを前提に、5機種を道南の釣り場に当てはめると、こう分かれると思います。
- マメイカを港で狙うことが多い人 → S88L+
小さいイカには小さめのエギを使う場面が多く、1.5号まで扱えるのはこの竿だけです。上限も4号あるので、ヤリイカの時期にも持ち出せます - 港も外海の堤防も、1本で回りたい人 → S86ML
シリーズの基準の竿です。ただしエギの下限は1.8号なので、1.5号を多く使う人はS88L+と比べてください - 車で港をいくつも回る人、ボートから投げる人 → S72ML+
短くて軽く、5機種でいちばん安い竿です。足場の高い堤防では、長さが足りない場面があります - 外海に面した高い堤防や磯から、沖を狙う人 → S92ML+
2.8mの長さで、足元のテトラや岩をかわしやすい竿です。そのぶん5機種でいちばん重い105gです
S85Mは、大きいアオリイカを相手にする竿として紹介されています。道南ではその出番が多くないので、最初の1本としては選びにくいと思います。エギの下限も2号です。
僕なら、道南の港でマメイカとヤリイカを中心に考えるので、S88L+かS86MLの2本で迷うと思います。決め手は、1.5号のエギをどれくらい使うかです(^O^)
一緒にそろえるもの
竿だけで8万円前後になるので、リールとエギの予算も先に決めておくと迷いません。
- リール → エギング用のスピニングリールの違いは26セフィアBBとレガリスの比較にまとめています
- エギ → 売れているエギはエギの人気ランキングで見られます
- シマノのほかの道具 → シマノの人気ランキングもどうぞ
よくある質問
Q. 26セフィア エクスチューンは税込でいくら?
A. メーカー希望の本体価格(税抜)は72,000〜76,000円で、税込にすると79,200〜83,600円です。標準のS86MLは税抜74,000円、税込81,400円です。
Q. 20モデルと26モデルで、同じ品番はある?
A. 両方にある品番はS86MLだけです。26モデルは自重が104gから100gになり、エギの上限が3.8号から4号に広がりました。
Q. 1.5号のエギを使える機種は?
A. 26モデルでは、S88L+だけが1.5号から使えます。ほかの4機種は1.8号か2号からです。
Q. 仕舞寸法は?
A. 26モデルの仕舞寸法と継数は、この記事を書いた時点では確かめられませんでした。店頭か取扱店でご確認ください。
新製品
20モデルと26モデルが並ぶことがあるので、品番の頭の数字をご確認ください
シマノ 26セフィア エクスチューン
5機種・税抜72,000〜76,000円のエギングロッド
価格・在庫は日々変動します。アキアジシーズン中は品薄になりやすいので、気になったら早めに確認しておくと安心です。
情報源について
この記事は、シマノ公式の26セフィア エクスチューンの製品ページ、ルアマガ+、TSURI HACK、ルアーニュースの紹介記事を参照して構成しています。20モデルの数字は、20セフィア エクスチューンの機種一覧と、26モデルとの違いをまとめた記事で照らし合わせました。仕様・価格は変更される場合があるため、購入前に公式サイトや取扱店でご確認ください。
まとめ
- 26セフィア エクスチューンは5機種、税抜72,000〜76,000円(税込79,200〜83,600円)
- 20モデルから変わったのはトレカ®M40X・フルXガイド・カーボンモノコックグリップの3つ
- 同じ品番のS86MLは104g→100g、エギの上限は3.8号→4号、本体価格は52,500円→74,000円
- 1.5号のエギから使えるのはS88L+だけ
- 道南の港でマメイカとヤリイカなら、S88L+かS86MLが候補
▶ 使わなくなった釣具、いくらで売れる? 買取相場と出し方のまとめ(当ブログ)
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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