アブガルシア EVAシステムタックルケースを買いました|中は仕切り2枚とメッシュだけ。EVAのハードケースで何が守れるのか

アブガルシア EVAシステムタックルケースを買いました

※本記事にはアフィリエイト広告(Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピング・A8.net・レントラックス)を含みます。

釣り具って、気がつくと「箱の中に小さい箱がいっぱい」になりませんか。僕の車の後ろも、ルアーケースとジップ袋と予備のスプールが転がっていて、砂浜から戻るたびに砂と一緒にかき集めている状態でした(^O^)

そこで買ったのが、アブガルシアのEVAシステムタックルケースです。プラスチックのタックルボックスでもなく、布のバッグでもない、EVA(やわらかい樹脂)でできたハードケース。袋から出して、開けて、底までひっくり返して見たところと、サケ釣りで使っている今の感想を書きます。

この記事は自分で買って、サケ(アキアジ)釣りで使っているケースについて書いています。寸法や値段は販売店・メーカーの表記を確かめた数字、中の作りは手元の実物、使い勝手は僕が持ち歩いて感じたことです。まだ雪の季節は越していないので、冬を越したらまた追記します。

先に結論|EVAのハードケースは「軽いまま守る」ための箱

釣り具の入れ物は、ざっくり3つに分かれます。どれが上という話ではなく、守りたいものと持ち方で決まります。

種類 中身の守り方 重さ 座れるか 向いている場面
布のタックルバッグ 生地だけ。上から踏むとつぶれる 軽い 座れない 歩き回る釣り、ランガン
プラのタックルボックス 硬い。中身は動くので仕切りが要る 重め 座れる物が多い 堤防、船、腰を下ろす釣り
EVAのハードケース 形は保ったまま、ぶつかりを吸収する 軽い(約1.5kg・販売店表記) 座る物ではない 車に積む、中の小箱ごと運ぶ

EVAのケースは「硬い箱」と「やわらかい袋」の間にあります。角をぶつけても、箱のようにパキッといかず、袋のようにぐしゃっともいかない。そのかわり踏み台や椅子にはできません。そこだけ先に分かっていれば、選び間違いはないと思います。

使わなくなった釣具、眠っていませんか

宅配キット・送料・キャンセル時の返送料まで無料で、1点から査定してもらえます。新しい道具の資金づくりにどうぞ。

パッケージに書いてあったこと

アブガルシア EVAシステムタックルケースのパッケージ
袋に入ったままのEVAシステムタックルケース。製品名と説明文が印刷されている

届いたときは、このとおりビニール袋に入っていました。印刷されていた文は2行だけです。

  • 中身を衝撃&水からプロテクトし、携帯性に優れたタックルキャリーケース
  • EVAタックルボックスとシステムで組み合わせて使えます

「システム」という名前のとおり、このケースは入れ物で、中身は別売りの箱という考え方の製品です。買ってすぐルアーを放り込むための物ではなく、すでに持っている小箱をまとめて運ぶための物、と読むのが正しいようです。

EVAって何? 公式は「防水ではありません」と書いている

EVAは、サンダルの底やクーラーボックスの内装によく使われている、やわらかくて軽い樹脂です。水をはじいて汚れが落としやすく、ぶつけても割れにくい。釣り具のバッグやバッカンにこの数年で一気に増えた素材です。

ただし、ここは勘違いしやすいところです。組み合わせて使う別売りのEVAタックルボックスについて、アブガルシアの公式ページは「汚れが落としやすいEVA素材(※防水ではありません)」とはっきり書いています。一方で、今回のケースのパッケージには「衝撃&水からプロテクト」とあります。

この2つを並べると、読み方はこうなります。多少の波しぶきや雨で中身がびしょ濡れにならないようにはできているけれど、沈めても平気な防水箱ではない。スマホや予備のリールを入れるなら、ジップ袋をもう1枚かませておくのが安心だと思います。

外側を見る|赤いパイピングと、太いゴムのハンドル

EVAシステムタックルケースの外側。黒いボディに赤いパイピングとゴムのハンドル
EVAシステムタックルケースの外側。黒いボディに赤いパイピング、太いゴムのハンドル

真っ黒なボディに、フタの境目だけ赤いパイピングが1本。側面には型押しの Abu Garcia のロゴが入っています。見た目は釣り具というより、工具箱か機材ケースです。

手で持つところは、ゴムを巻いた太いハンドル。細いナイロンの持ち手と違って、手のひらに食い込まない形です。その両側に丸いプレートの金具があり、ここに付属のショルダーベルトを掛けます。

ファスナーの引き手は Abu Garcia のゴムタグ。ファスナー自体は、販売店の説明では止水ジッパーとされています。表から見ると生地でコーティングされた、雨具によくあるタイプのファスナーでした。

最初に見たとき用途が分からなかったのが、側面から短い筒が2本出ていること。パッケージにも販売店の説明にも書かれていないので正式な呼び名は分かりませんが、使ってみたらラインカッターのような細い道具を差しておく場所でした。フタを開けずに抜き差しできるので、仕掛けを作り直すときに手が止まりません。横にして置いたときに、ケース本体が床に直接当たらないのも効いています。

開けてみる|中は仕切り2枚とメッシュポケットだけ

EVAシステムタックルケースの内側。深いほうのマジックテープの帯と、薄いフタ側の大きなメッシュポケット
深いほうは平らなEVAの面とマジックテープの帯、薄いフタ側は一面が大きなメッシュポケット

開けると、想像よりずっとがらんどうでした。これは不満ではなく、そういう製品です。

  • 深いほう(本体側)…平らなEVAの面。真ん中にマジックテープの帯があり、入れた物を押さえられるようになっています
  • 薄いほう(フタ側)…面いっぱいに大きなメッシュポケット。ライン、タコベイト、スナップの袋のような平たくて小さい物は、ここが指定席になりました
  • 全体にクッションが入っていて、指で押すと少し沈みます(販売店の説明ではフタを含む全面に8mm厚のウレタンクッション)
付属の仕切り2枚とショルダーベルト
付属の仕切り2枚と、長さを変えられるショルダーベルト

付属品は、仕切り板が2枚とショルダーベルトが1本。仕切りはマジックテープで貼る方式なので、入れる物に合わせて位置を変えられます。2枚使えば3部屋、1枚なら2部屋。このベルトを両側の金具に掛けると、ショルダーバッグのように肩から下げて運べます。

仕切りが全部外せる収納という点では、MEIHO のシステムケースと考え方が近いです。あちらは箱そのものが硬いプラスチック、こちらは「やわらかい外箱+中に小箱」という違いですね。

底を見る|一面ゴムで、四隅にL字・中央に十字

EVAシステムタックルケースの底面。一面がゴムで四隅にL字の凸
底は一面がゴム。四隅にL字、中央に十字の凸が付いている

ひっくり返して、いちばん感心したのが底です。底面は全部ゴム。さらに四隅にL字、真ん中に十字の凸が付いていて、表面は細かい三角の滑り止め模様になっています。

車の荷台に置いても滑りにくく、濡れた堤防に下ろしても底から水が染みにくい作りです。側面にも同じ模様の四角いゴムが2か所あり、横に倒して置いてもボディが直接こすれません。使い込んだときに差が出るのは、たぶんこういうところだと思います。

サイズと値段|店によって表記が割れている

ここは正直に書きます。販売店によってサイズの数字が違います。調べたかぎりでは2つの表記がありました。

項目 表記 出どころ
サイズ(A) 高さ30 × 幅47 × 奥行15cm/約1.5kg ナチュラム(品番1366120)
サイズ(B) 高さ36 × 幅47 × 奥行16cm プロショップ近藤、トラウトアイランド
希望小売価格 4,950円(税込) プロショップ近藤、トラウトアイランド
販売価格の例 4,455円(税込) プロショップ近藤

幅47cmは共通で、高さだけが30cmと36cmに割れています。僕は実物を持っていますが、メジャーを当てた実測はしていないので、ここで「こっちが正しい」とは書きません。入れたい小箱が決まっている人は、注文前に店へ内寸を確認したほうが確実です。

なお、同じシリーズにAbu EVA 2wayシステムタックルケース ディープ(品番1392868)という厚い版もあります。こちらはナチュラムの表記で横450×縦280×奥行290mm、約1.8kg。リールを何台も入れたい人はこちらですが、調べた時点ではどちらも完売表示でした。

組み合わせる「EVAタックルボックス」の公式サイズ

中に入れる側の箱は、アブガルシアの公式ページにサイズと価格が載っています。こちらは現行品です。

品名 品番 サイズ(幅×奥行×高さ) 希望小売価格(税抜)
EVAタックルボックス S 1595624 約22 × 12 × 13cm 2,300円
EVAタックルボックス M 1595625 約22 × 18 × 13cm 2,400円
EVAタックルボックス L 1595626 約37 × 24 × 13.5cm 4,000円
EVAタックルボックス Long 1595627 約35 × 12 × 13cm 2,700円

公式には「別売りのタックルボックスやショルダーバッカン40等と組み合わせてシステム収納が可能」とあります。楽天の販売店の表記では、Sが容量3L・約700g、Longが容量5.5Lとされていました。

幅47cmのケースに、幅35cmのLongを1本と、幅22cmのSを並べて…と考えるのは楽しいのですが、内寸の表記が割れている以上、何個入るかはここでは断定しません。僕自身は専用の小箱を買い足さず、ウキやルアーを袋のまま放り込んで使っています。

EVAタックルボックス

中に入れる小箱はこちらです

アブガルシア EVAタックルボックス(S/M/L/Long)

公式の希望小売価格は2,300〜4,000円(税抜)

アブガルシア(Abu Garcia) EVAタックルボックス S ブラック 1595624

2,140円前後

★★★★★ 5.0 / 楽天の口コミ 1件

※価格・評価は2026-10-23時点で楽天市場から取得した実データです。最新の価格はリンク先でご確認ください。

価格・在庫は日々変動します。アキアジシーズン中は品薄になりやすいので、気になったら早めに確認しておくと安心です。

道南では、何に使っているか|サケ釣りの道具がひと箱になりました

買ってから僕がいちばん使っているのは、サケ(アキアジ)釣りです。

アキアジは、ウキ、ウキルアー、タコベイト、餌と、小さくて種類の多い物を持っていく釣りです。このケースはウキやルアー、餌を入れるのにちょうどいい大きさで、今まで袋ごとに分かれていた物がひと箱にまとまりました。暗いうちに車から降ろす物が1つで済むのは、思っていたより楽です。仕掛けそのものはアキアジのウキルアー仕掛けにまとめています。

持ち歩き方も変わりました。付属のショルダーベルトを掛けるとショルダーバッグのように肩から下げて運べるので、車から浜まで数十メートル歩くときも手が片方空いたままです。竿とタモを持っていても、車まで取りに戻らずに済みます。

それと、車の中で場所を取らないこと。四角い形なので後ろに積んでも転がらず、ほかの荷物と重ねても座りがいいです。砂浜から戻るたびにルアーケースをかき集める、あの作業がなくなりました(^O^)

細かい道具は、フタ側のメッシュポケットへ。ラインやタコベイトのような小さい物をここに入れておくと、本体の中で迷子になりません。ラインカッターは側面の筒に差しておけば、フタを開けずに抜けます。この2か所が決まってから、釣り場での動きがかなり速くなりました。

どんな物を入れるか迷っている人は、売れている物を見ると早いです。楽天のタックルボックス売れ筋ランキングも参考にどうぞ。

買う前に知っておきたい3つ

  1. 防水の箱ではありません。パッケージは「衝撃&水からプロテクト」ですが、同シリーズのEVAタックルボックスには公式に「防水ではありません」と書かれています
  2. 新品の在庫がほとんどありません。調べた時点で、ナチュラム・プロショップ近藤・トラウトアイランドのいずれも在庫なし。2wayのディープも完売表示でした
  3. サイズ表記が店によって違います。高さ30cmと36cmの2通りが流通しているので、入れたい箱が決まっているなら必ず確認を

処分のことまで考えるなら、EVAは素材としてはプラスチックですが、自治体によって分け方が変わります。古い収納を手放すときはバッカン・タックルボックス・竿立ての処分も見てみてください。

よくある質問

Q. EVAって何ですか?

A. サンダルの底やクーラーボックスの内装に使われる、軽くてやわらかい樹脂です。水をはじいて汚れが落としやすく、ぶつけても割れにくいのが特徴です。

Q. EVAシステムタックルケースは防水ですか?

A. パッケージには「衝撃&水からプロテクト」とありますが、完全防水とは書かれていません。同じシリーズのEVAタックルボックスには、公式に「防水ではありません」と明記されています。

Q. 仕切りは何枚付いていますか?

A. 2枚です。マジックテープで貼る方式なので、入れる物に合わせて位置を変えられます。2枚使えば3部屋に分けられます。

Q. 中にEVAタックルボックスは何個入りますか?

A. 内寸の表記が販売店によって割れているため、この記事では断定しません。公式のタックルボックスは幅22〜37cmの4サイズなので、注文前に店へ内寸を確認するのが確実です。

Q. プラスチックのタックルボックスとどちらがいいですか?

A. 腰を下ろしたい、上に物を積みたいならプラスチックです。軽く運びたい、車の中でぶつけたくない、中の小箱ごと入れ替えたいならEVAのケースが向いています。

Q. サケ(アキアジ)釣りに使えますか?

A. 僕はまさにアキアジ用に使っています。ウキ・ウキルアー・タコベイト・餌と種類の多い釣りですが、ひと箱に収まりました。付属のショルダーベルトで肩から下げられるので、浜まで歩く釣りとは相性がいいです。

まとめ

アブガルシア EVAシステムタックルケースは、「中身は自分で決めてください」という空っぽの外箱でした。仕切り2枚とメッシュポケット、全面のクッション、底一面のゴム。足りない物は自分で足す作りです。

気になった点を3つ並べると、防水の箱ではないこと、サイズ表記が店ごとに割れていること、そして新品の在庫がほぼ無いこと。逆に、使ってみて良かったのは、約1.5kgという軽さと、底のゴムの作りでした。

使ってみていちばん良かったのは、肩から下げて運べることと、ウキ・ルアー・餌がちょうど入る大きさでした。サケ釣りの道具がひと箱にまとまって、車の中も片づきました。雪の中でどうなるかは、冬を越したらまた追記します。同じ日に買ったシマノ FS-060Qと一緒に、今シーズンの相棒です(^O^)

参考にした資料

あわせて読みたい

▶ 使わなくなった釣具、いくらで売れる? 買取相場と出し方のまとめ(当ブログ)

最後まで読んでいただきありがとうございます。
よろしければ、下のバナーの応援クリックをお願いします!

にほんブログ村 釣りブログへ
にほんブログ村