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アジングロッドは2本継ぎが普通です。6フィートを超える長さだと、たたんでも1m近くあって、車のトランクや電車の荷物棚では少し持て余します。
テイルウォークのアジングロッド「AJIST SD(アジスト SD)」のシリーズに、5本継ぎのS64/SL-P5が入っています。長さは6フィート4インチ(約1.93m)で、たたむと42cm。自重は50g、価格は税抜32,000円です。
同じシリーズの2本継ぎと比べると、重さの差は6g、価格の差は3,000円。この差をどう見るかが、この竿を選ぶかどうかの分かれ目だと思います。
この記事はメーカー公表の情報をもとに書いています。実物を使って書いたものではありませんので、感度や曲がり方といった使用感は書いていません。
S64/SL-P5の仕様
| 項目 | S64/SL-P5 |
|---|---|
| 全長 | 6’4″(約1.93m) |
| 継数 | 5本 |
| 仕舞寸法 | 42cm |
| 自重 | 50g |
| ルアー重量 | 最大5g |
| ナイロン・フロロ | 1〜3lb |
| PE | 0.1〜0.4号 |
| 穂先 | ソリッドティップ(SL) |
| 価格(税抜) | 32,000円 |
テイルウォークの製品ページには、S64/SL-P5の発売日の記載がありません。シリーズは2026年モデルとして紹介されています。店頭に並ぶ時期は、取扱店で確かめてください。
2本継ぎのS63/SLと並べる
同じシリーズでいちばん近い長さは、2本継ぎのS63/SL(6フィート3インチ)です。
| 項目 | S64/SL-P5(5本継ぎ) | S63/SL(2本継ぎ) |
|---|---|---|
| 全長 | 6’4″ | 6’3″ |
| 仕舞寸法 | 42cm | 98cm |
| 自重 | 50g | 44g |
| ルアー重量 | 最大5g | 最大5g |
| ライン | 1〜3lb/PE0.1〜0.4号 | 1〜3lb/PE0.1〜0.4号 |
| 価格(税抜) | 32,000円 | 29,000円 |
扱えるルアーと糸はまったく同じです。違うのは、長さが1インチ(約2.5cm)、重さが6g、価格が3,000円、そして仕舞寸法が56cm短いこと。
継ぎ目が増えると、そのぶん継ぎの部分の重さが増えます。6g重いのはそのためだと思います。逆に言えば、5本継ぎにしても増えたのは6gだけです。下で比べるとおり、同じ長さの他社の2本継ぎより軽い数字になっています。
同じ長さのダイワと比べても
26月下美人RX AJINGの記事で取り上げた64UL-Sは、長さが同じ1.93mの2本継ぎで、自重65g・仕舞100cm・税抜24,000円です。S64/SL-P5は、8,000円高いかわりに15g軽く、仕舞は半分以下という並びになります。
シリーズ全体はこうなっている
← 横に動かせます
| 品番 | 全長 | 継数 | 仕舞 | 自重 | ルアー | PE | 税抜 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| S47/SSL | 4’7″ | 2 | 72.5cm | 35g | 〜3g | 0.1〜0.4 | 26,000円 |
| S55/SL | 5’5″ | 2 | 85cm | 38g | 〜3g | 0.1〜0.4 | 27,000円 |
| S510/SL | 5’10” | 2 | 92cm | 40g | 〜4g | 0.1〜0.4 | 28,000円 |
| S63/SL | 6’3″ | 2 | 98cm | 44g | 〜5g | 0.1〜0.4 | 29,000円 |
| S68/SL | 6’8″ | 2 | 105cm | 46g | 〜5g | 0.1〜0.4 | 30,000円 |
| S72/TT | 7’2″ | 2 | 112cm | 48g | 〜8g | 0.1〜0.6 | 31,000円 |
| S84/TT FLOAT | 8’4″ | 2 | 130cm | 67g | 〜20g | 0.2〜0.8 | 33,000円 |
| S64/SL-P5 | 6’4″ | 5 | 42cm | 50g | 〜5g | 0.1〜0.4 | 32,000円 |
品番の「SL」「SSL」はソリッドティップ(中まで詰まった穂先)、「TT」はチューブラーティップ(中が空洞の穂先)です。5本継ぎのS64/SL-P5は、ソリッドティップのSLです。
シリーズ共通の作り
- 40tの高弾性カーボンが主体のブランク。同じ長さの前のモデルと比べて、最大39%軽くなったとされています
- ガイドは全部が富士工業のSiCリング。メーカーは、ハードリングと比べてラインの寿命が20倍以上、熱の伝わりやすさが5.7倍としています
- グリップはリールを付ける部分を最小限にして、カーボンパイプとEVAで組んだ軽い作り
S64/SL-P5については、テイルウォークが出張や遠征に持って行きやすく、港で幅広く使える竿と位置づけています。
道南の港で使うなら
道南でアジングロッドを振る相手は、アジのほかにガヤ(エゾメバル)・小さいソイ・チカなどです。この竿を道南で使うときに考えておきたいのは、次の2つです。
向いている人
- 仕事や旅行のついでに竿を出す人 → 42cmなら、スーツケースや小さめのリュックに入ります。函館や江差に出かけたついでに、夜の港で1〜2時間だけ、という釣り方に合います
- 車が小さい、家族の荷物で車がいっぱいの人 → 98cmの竿が入らない車でも、42cmなら積めます
- ほかの釣りの合間にライトゲームもしたい人 → 海サクラやロックフィッシュの竿と一緒に持って行っても、場所を取りません
気をつけたいところ
- ルアーは最大5g → ジグ単(ジグヘッドだけ)の釣りが前提です。フロートリグで沖を探るなら、同じシリーズのS84/TT FLOAT(最大20g)の領分です
- 長さは1.93m → 足場の高い堤防から魚を抜き上げるには短い場面があります。高い場所で使うなら、小さい網を一緒に持って行くと安心です
- 継ぎ目が5か所 → 釣りのたびに5か所をきちんと差し込む手間があります。継ぎ目がゆるんだまま振ると、竿を傷める原因になります
糸は、細いフロロをリーダーなしで直結する方法をH.D.カーボン EX アジングの記事で紹介しています。
1万円台で軽いアジングロッドを探しているなら、ゼニス AIMアジングも比べる相手になります。
新製品
在庫と価格は商品ページでご確認ください
テイルウォーク AJIST SD S64/SL-P5
5本継ぎ・仕舞42cm・50gのアジングロッド
価格・在庫は日々変動します。アキアジシーズン中は品薄になりやすいので、気になったら早めに確認しておくと安心です。
情報源について
この記事は、テイルウォーク公式のAJIST SDの製品ページを参照して構成しています。仕様・価格は変更される場合があるため、購入前に公式サイトや取扱店でご確認ください。
まとめ
- AJIST SDシリーズの5本継ぎ。6’4″・仕舞42cm・50g・税抜32,000円
- 2本継ぎのS63/SLと使えるルアーと糸は同じ。差は6gと3,000円で、仕舞は56cm短い
- 穂先はソリッド。ガイドは全部SiCリング
- 向いているのは、旅行や仕事のついで、小さい車で釣りに行く人
- ルアーは最大5g。フロートリグで沖を探る竿ではありません
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